こんにちは、Zです。
前回は投資再開までの考え方や行動を記載しました。今回は、それを受けて投資を進めていったことを記載します。
ポートフォリオ
総資産が500万円程度まで回復した後、生活資金の余りを最大限に投資に回していたため、投資元本は700-800万円程度まで増加していたと思います。
そこで、2銘柄に集中投資を行いました。資産が大きくないため、信用取引も最大で1:1の割合で利用しました。
①高成長銘柄A
これは過去に過度な信用取引を行い大きな損失を出した銘柄です。その時の詳細は以下のリンクを参照ください。
継続的に会社の決算資料などを確認していたことから、自分の中で一番理解ができている状況であり、かつ会社の中期的な展望に成長性を見出せたためです。ただ、実際の購入については慎重に行い大幅に株価が低いところを見計らって、段階的に購入しました。時価総額やPERなどが同業他社との比較でも相対的に低い状態であったため、この銘柄で大きな資産を築こうと考え、総資産の8割をぶち込みました。全て現物取引です。3-5年を目処に事業成長とともに時価総額が上がっていくイメージなので、短期的な株価の変動は気にしない様にしました。
②安定銘柄B
日常的に情報収集をツイッターやブログで行い、他の成功している投資家の保有銘柄を見ていたものの一つです。会社のビジネスは安定的に売上高と利益が成長しており、かつ、配当も安定して出していました。また、需要消失したり、不安定になることがない様な業種だったため、一定期間のボックスの中の株価が低い時を下回った時点で信用取引を利用して購入しました(下がった時にネガティブな情報はないことを確認)。投資金額は①の高成長銘柄とほぼ同額です。
この時の私の思考としては、信用取引を大きく利用することになるが、会社の事業は安定しているため、仮に株価が下がったとしても損失は限定的ではないか。また、一定ラインを超えて下落したら撤退するなどのルールを設定しました。
信用取引を利用するかどうかは、個々の投資への考え方だけだと思います。現物取引だけで投資を行うのであれば、市場から撤退するリスクは限りなく小さくなりますが、私は、信用取引によるレバレッジを大きく効かせることによるリスクとそこから得られるリターン(資産増加のスピード)を勘案した結果、信用取引を利用してます。精神的な安定を重視したり、市場のボラティリティが大きい場合は、信用取引は利用しないほうがいいと思います。
投資結果について
①高成長銘柄A
この銘柄については、現時点においても保有しており、かつ、徐々に現物株を買い増している状況であるため、最終的な結果は出ていません。
時間が経過するとともに会社の成長戦略が形になり始めているため、現時点においては大きな含み益がある状況ですが、一段の成長が見込めることから、シナリオが崩れない限り、あと数年は保有する予定です。
②安定銘柄B
株価がボックス圏を大きく下回った時に購入しており、会社の発表する業績も好調だったため、約半年間で株価は大きく上昇し(確か2倍弱程度)、大きな利益をあげることができました。もう少し上がるかと思いましたが、上昇余地を考えても満足できる水準だったため、売却するという意思決定もすんなりできたと思います。ここで得られた資金は、高成長銘柄Aの現物株の購入にほとんど全て使われてしまうのですが、同様の手法で新たな投資先を探すことにうまく切り替えられました。
まとめ
こうして、ようやく退場寸前の状況から、約3年かけて総資産額が12百万円を超えるところまで戻ることができました。次の投資でさらなる資産拡大を目指すのですが、その話は次回にしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。