こんにちは、Zです。
前回は、大手銀行株を手仕舞いしたところまで記載しましたが、今回はそのつづきです。
なお、私は決して投資に成功しているわけではないので、私の投資行動を反面教師として読んでもらえればと思います。また、文中の記載は全て私の私見であるため、この点もご容赦ください。
新興株への投資
2013年に大手銀行株の投資を終えた時点で総資産は1千万円になってました。
その当時はガンホーオンラインの株価がパズドラの大ヒットもあり、50倍にも上昇するということもあり、もっとボラティリティが高い株式を購入するに至りました。欲望の塊です。
私が投資したのは、ゲーム関連会社2社とメディア事業を行っている会社の計3社に全ての資産をぶちこみました。全て新興市場の株式です。
当時の投資判断について
当時の投資判断の基準は、「株価が上がりそうかどうか」というただそれだけです。完全に勘だけであり、PERやPBR、時価総額とかは完全に無視という、今から考えると信じられない投資行動です。
投資当初はマーケット環境がよかったため、資産額は微増でしたが、そうこうしているうちに、あいつがやってくるのです。そうです、暴落です。
2013年5月のバーナンキ・ショックにより、株価は大きく下落しました。特にメディア事業の会社の株価は70%以上下落したのです。。。痺れます。
※ バーナンキ・ショックとは、簡単に説明すると、当時のFRB議長だったバーナンキさんが金融緩和の縮小を示唆したことにより、マーケットの大きな動揺が生じた出来事です。
下落の兆候
バーナンキ・ショックはしょうがないにしても、ではメディア事業の会社に下落の兆候はなかったのか。
- 事業成長が確認できないのに信じられないくらいの高PER
- 事業価値を自分で判断できない、もしくは理解できない
- 株主総会でみた経営陣がたよりなさそう
特に株主総会に出席した時にみた経営陣に事業に対する自信が感じられず、単に法的なプロセスとして株主総会をのりきることだけ考えているように見えました。株主総会とはそういう場なので、致し方ない部分はありますが。
ここで冷静になって再度投資を継続するかどうかを検討すれば、ある程度損失を限定できたかもしれませんが、それを怠ったあげく、その後の1Q決算またぎをしてしまい、さらなる暴落をくらってしまうという目も当てられない状況でした。
この投資で、大手銀行株で得た約4百万円の利益をすべて溶かしたのでした。
めでたし、めでたし、、、、、。
これに懲りずに、新興市場への投資はまだまだ続きますが、つづきは次回に。