こんにちは、Zです。
今回は、監査法人時代の年収について記載したいと思います。
監査法人関連の過去の記事は以下を参照ください。
監査法人で出会った優秀な人について
監査法人で一般的な人につい
監査法人時代の年収の変遷
私は監査法人には7年間いましたが、年収は概ね以下のように推移していきました。
なお、10年前の水準なので、今とはだいぶ変わっていると思います。
スタッフ1年目 | 基本給480万円+残業代120万円 |
---|---|
スタッフ2年目 | 基本給550万円+残業代150万円 |
スタッフ3年目 | 基本給570万円+残業代160万円 |
スタッフ4年目 | 基本給590万円+残業代170万円 |
シニア1年目 | 基本給700万円+残業代160万円 |
シニア2年目 | 基本給710万円+残業代170万円 |
シニア3年目 | 基本給720万円+残業代180万円 |
私はビッククライアント担当ではなく、中小規模のクライアントを中心に担当していたため、ビッククライアントを担当していた同期と比べると、残業時間は少なめで、その分年収も少なかった方だと思います。同期の中で、シニア昇格後は1,000万円を超える人も半分くらいはいたはずです。
また、上記の基本給の中には賞与も含まれているため、年度によっては+αがある感じでした。
私は、7年間しか監査法人にいませんでしたが、マネージャーになると残業代が出なくなるため、基本給900-1,000万円くらいとシニアよりも下がることもあったみたいです。
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その他の手当について
出張手当
日本全国に出張をすることがありますが、出張手当は宿泊と日帰りで額が決まっており、出張が多い人はそれなりの手当をもらっていました。私の場合は、出張がかなり多く、最後の方は1年のうち、130日は地方宿泊だったため、上記の年収以上にもらっていたイメージです。ただ、出張先での飲食でそれなりにお金も使うのですが。
食事手当
今はないと思いますが、私が入所した一昔前は、3時間以上残業するといくらというように、残業食事代が支給されている時代がありました。入所して1年くらいで無くなりましたが、いい時代でした。
会計士協会の会費
会計士登録をすると年間11万円程度会費を支払う必要があります。監査法人に所属している会計士は会社が負担してくれるため、この点も恵まれてました。監査法人の外に出て事業会社などの場合、基本的に会社が負担してくれることはないため、会計士登録を継続するには、自腹で払わないといけません。11万円なので、それなりに痛い出費です。
まとめ
監査法人に入所すると社会人経験がなくても、最初から高い給与をもらうことができます。年数が経過していくと他の業界よりも伸び率は小さいかもしれませんが、給与面では恵まれている方だと思います。
一方で、お金の使い方については割とみんな思い切り使っているイメージです。その辺りについては、また次回記載したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。