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監査法人を退職して事業会社へ転職した話-ベンチャー企業編

こんにちは、Zです。
前回は、監査法人退職後に外資系企業に転職した話を記載しました。
その外資系企業を3年で退職し、ベンチャー企業に転職したときのことを記載します。
監査法人でのキャリアについて
監査法人後のキャリアについて
監査法人を退職して事業会社へ転職した話-外資系企業編

外資系企業からの転職

外資系企業に3年間在籍しましたが、組織が大きく裁量権が小さいこともあり、日々の業務にキャリアの上積みを感じることがなくなったため、転職をすることにしました。
事業会社での経験ができたため、特にポジションの高望みをしなかったと言うこともあり、早期に転職先が決まりました。
転職先を決めたポイントは以下のとおりです。

  • 組織規模が大きくないベンチャー企業
  • IPO目指している会社
  • 経理財務業務の全般の経験が積めること
  • IPO及びIPO後のIR業務に関与できること
  • マネジメントとの距離が近いポジションであること
  • 会社の雰囲気

上記のようにいくつかのポイントはありますが、上司となる方や社長との面談、会社に行ったときの雰囲気など、直感的にここで働きたいと考えたことが大きかったです。また、自分にとってチャレンジングな環境だったことも、よかった点です。

ベンチャー企業での業務について

入社してからは、想像以上に大変な状況だったため、入社後の1年間は土日も含めて、数日しか休まなかったことを記憶してます。特に最初の年度決算を締めるまでは、相当大変でした。今となっては、本当にいい経験でした。
ベンチャーで大変だったことを以下にまとめます。

  • 十分なリソースがなく、人員が足りない
  • メンバーの専門性が高くないため、育つまでは自分で進める必要がある
  • 業務範囲が広い
  • 新規の対応事項が突然やってくる
  • 無茶振り

以上のように、今から考えるととてもハードな環境でしたが、最初の1年くらいである程度の業務標準化に目処がついたため、2年目以降に土日に業務を行うことは劇的に減りました。また、プレイングマネージャーとして自らガシガシ手を動かすことができたのは、前職の外資系企業での経験がいきましたし、ベンチャーでも英語を使うこともありましたが、これも前職の経験あったからこそです。
なので、外資系企業での経験は業務内容から一見遠回りをしたように見えますが、ちゃんと過去の経験がつながって将来に生きてくるので、その時に大変ても、どんな環境でも一踏ん張りして取り組むのはいいことだと思います。ただ、心身がやばくなったら、話は別ですが。

まとめ

ベンチャー企業と聞くと経営が危ないのではないか、とかブラック企業ではないかなど、大手企業に勤務している人から見ると、働く環境として整備されていないと考える人がまだまだ多くいるかと思いますが、怪しい会社は別として、真っ当に事業を行っている会社であれば、変化が大きく、業務の裁量権も大きいので、チャレンジしたいと言う人は、思い切って飛び込んでみるのもいいと思います。
ベンチャー向きかどうかと言う点もあると思うので、その辺りは次回に記載したいと思います。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。