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東京の住居について-学生時代ボロアパート編

こんにちは、Zです。
地方出身の私は、大学から東京にでてきており、すでに20年を越えようとしてますが、これまでの東京での住居やマンションを購入した話を数回に渡って書いていきます。

学生時代のアパート探し

高校卒業後、東京の大学に進学の際に1年間は親戚のところに居候してましたが、大学1年がすぎて東京にも慣れてきたこと、アルバイトでお金がたまったことから憧れの東京一人暮らしをスタートするために不動産屋にいって物件を探しました。

 

中央線沿線に住んでみたく、特に吉祥寺への憧れが強かったのですが、なぜか荻窪の不動産屋に飛び込んでいくつか部屋を紹介してもらいました。
希望家賃は5万円代であり、荻窪駅から徒歩5分の部屋を始めに紹介されましたが、4.5畳の薄暗い部屋に入った瞬間に思いました。「リームーすぎる」。「こんなところに住んだら体からカビが生えてしまう。。。」という感じの部屋でした。

 

流石に5万円で中央線沿線でいい部屋に住むことは難しく、吉祥寺から上の方に移動して、西武新宿線の沿線沿いのアパートを紹介されました。物件の概要は以下のとおりです。

 

  • 西東京市 築30年アパート 20㎡ 1K 56,000円

中央線沿線の物件に比べると、住宅街のためゴミゴミしている雰囲気もなく、また2階のベランダの前は空き地になっており、日当たり抜群でした。当時で築30年くらいの木造アパートだったため、それなりにボロい感じはありましたが、部屋の広さも不満もなかったため、このアパートに決めました。

ボロアパート

住んでみるとそれなりに快適でしがた、何しろ築30年の木造アパートです。今から振り返ると貧乏な学生時代の貴重な経験になったのですが、気になる点はいろいろありました。

  • 線路から一本入ったところだったので電車の音が大きい
  • 地震がきたら倒壊する恐れがある
  • 隣の声が普通に聞こえてくる
  • 古い給湯器が室内にあり、毎回マッチで火を付ける
  • 室内を真っ暗にするとどこからか光が漏れてくる(隙間があり隣の部屋が見える。。。)
  • よっぱらって自転車に乗ったまま坂道で寝てしまって線路沿いの有刺鉄線に顔から激突する

最後のやつは、部屋とは関係ないですが、血みどろで帰った私をボロボロの木造アパートが癒してくれたのです。感謝しかありません。

今、そのアパートに住めるかと言われると流石に住めませんが、学生時代の貧乏経験はいい思い出になります。

まとめ

結果的に、大学2年から計4年をこのアパートで過ごしました。

当時から20年近く経ちますが、たまに懐かしくなって定期的に見にいきます。ベランダの前の空き地は数年前に一軒家が立っており、日当たりは悪くなってました。つい最近も見に行ったのですが、老朽化がすごく当時に私が住んでいた2階部分は誰も住んでいない感じでした。見れるのもあと数年でしょうか。時の流れの速さを感じます。

次回は、就職後に長年住んだ文京区の新築マンションです。