皆さんはプランAとかプランBとか聞いたことがありますか?
現在、世の中に副業が広がりつつありますが、プランAとは本来の計画や作戦のこと、プランBとはプランAがうまくいかなくなった場合のバックアッププランです。プランAとBについて記載したいと思います。
プランA
プランAは大部分の人にとって本業としているものであり、サラリーマンであれば会社員として給与所得を得て生きていくというものになります。
一つの会社で昇進をして給与を上げていく、転職によってキャリアアップしていくなどそれぞれの状況により異なりますが、日常生活のうちの大部分の時間をプランAに使っていることでしょう。
大企業に就職すると整備された組織、手厚い福利厚生など長期的に安定して働ける環境があります。そこで昇進を目指すもよし、昇進しなくても安定して継続的に働くことができれば、日常の生活を送る上では十分と言えます。ただ、大企業では昇進の競争が激しく、思い描いていたキャリアが築けないなどありますし、大企業といえどもリストラに合う可能性もあります。
ベンチャー企業では会社が安定していない一方で、いろいろな業務にチャレンジできるため業務の幅が広がったり、IPOすればストックオプションをもらえることがあります。ただ、会社が買収されたり、倒産したりすることで継続的に働けなくなったりすることもあります。
弁護士、会計士などの士業も資格を保有しているだけでは、想定外のことが起きた時にはプランAが破綻することもありえます。
現在の世の中では、必ずと言っていいほど想定外のことが起きるのです。
プランB
想定していたキャリアが築けない、外部環境の変化、自身の健康問題などプランAがうまくいかなくなった場合を想定してプランBを日頃から考えておく必要があると思います。プランBがあれば気持ち的な余裕も出てくるはずです。
資産所得を増やす
一番簡単に行うことができるのは、株式や投資信託などをコツコツと購入して、配当所得を積み上げていくことです。配当マシーンを若いうちから作っておけば、10年後、20年後には給与所得以外の安定的な収入が確保できます。配当所得のメリットはほとんど時間を使わないことです。例えば、毎月機械的に購入するだけでほったらかしにすればいいだけです。一方で、不動産所得はある程度の知識が必要なため、株式に比べると少しハードルは高いです。
副業を行う
ブログ運営、動画編集、又は土日を利用して他の仕事(趣味的なものでお金がもらえるもの)を行うことで、別の収入を確保することができます。仮にこちらの収入が安定してきたら、プランAから切り替えることもできます。
まとめ
本業であるプランAでうまくいけば、それに越したことはありませんが、不足の事態が生じることもわずかながら想定して、日頃からプランBを考えるのも重要だと思います。プランBで安定的に収入が増加していけば、プランAでも思い切り仕事をすることができるため、結果的に相乗効果を生み出し、人生の充実度が上がるものでしょう。